2019年3月31日 | 思うこと

新生産性立国論とティール組織を読み感じた事

合宿を始めた頃、世の中では合宿で年間計画を作成する習慣がありませんでした。

ですから「全員参加!心の経営」の本を読みボクのセミナーでは終わってから「合宿ってどうやるんですか?」と言う質問が多くありました。そういう事もあり現代書林さんから一般の会社の方も読めるように「奇跡の合宿」という本を発刊して頂き美容業界の方々も多く読みメーカーディラーの方々も指導をし始め合宿が浸透しました。その結果、色々なパターンの合宿が現れ良いことなのですが、「大事な所を省く(はぶく)」サロンが現れました。

例えば、売り上げ目標の立て方

最初の頃は、このやり方で「考える習慣」を身に付ける為に3時間くらいかけて目標設定していました。最近は「数字は事前に考えてきました」というサロンが多く、実は「上が決めた数字を割り振り」しているだけでした。

結果、数字の根拠を身に付けていない幹部が育ち部下のスタイリストにアドバイス出来ない幹部が増えました。

先月、あるサロンの合宿をしていた際、昨年入った1年生の発表の時に「カラーはもう出来るようになりました」と言う発表がありました。ボクが猛練習をしたんだなぁと思って「それはスゴイね!」と言うと、経営者の方が横から「あなたまだ塗布が出来るようになっただけでしょう。色選びは自分で出来ないじゃないの!練習しないからよ」と叱られました。そこは3店舗あり、その経営者は各店舗をまわり自分のカットや白髪染めをすることにしていて技術の品質を知っていたのです。

そのサロンは1年前から月に1度の合同練習を止めて各店舗での技術教育~合格に任せていました。その店舗の幹部の教え方と合格のレベルの見方が間違っていたのですが、実はその店舗だけ多くのスタッフが辞めていたのです。

「新生産性立国論」では色々な事を感じました。昔の日本は「勤勉」な人材が多く「働く(ハタを楽にする)」意味がなんとなく伝わっていました。勤勉の時代の経営者・幹部は普通の人でも組織は経営出来ましたが、今は「世界で一番頑張らない日本人」ですから…。

30年くらい前にアメリカに旅行に行った時にレストランや買い物をしていて釣銭を間違われることがありました。従業員のレベルが低いからです。何故、このような人種レベルで国が発展するのか?経営者・幹部にスゴイ人が多いからです。

「ティール組織」大家族主義の更なる先の組織論。を読み感じた事は「自主活性型組織」に似ていると思いました。しかし、最近は自主活性サロンをトップからの指示命令をしやすくする為のボトムアップ型と勘違いしているサロンが多く大切な所を省いてしまっているので結果、幹部が部下にアドバイス出来ないサロンが多くあります。自主活性型は深い話ですが「全員参加!心の経営」なのです。

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