いとー先生のブログ
「優しさと甘さの違い」
優しさはともすれば甘さの場合もある。
人に対して寛容なことも甘さと紙一重のことがある。
では、優しさと甘さの違いはどこから来るのかと言えば、その人格から来ると思う。
その人格とはどこからくるのかと言えば、真に自分に厳しく律し行じた時期を持ち人と、そうでない人の人格形成の違いから来るのではないかと思います。
例えば僕の知る人で言えば、北川八郎先生ですが、今は温顔で優しさあふれる方でありますが、僕は依然写真を見せていただきましたが40歳代には45日間の断食を2度行じ自分を追い込み磨かれて自分の人格に深みと奥行きを増されています。
そういうことを経過しての優しさは相手を善導するが、自分が怠惰な生活をし相手に優しくするのはどこか甘さがある優しさで相手を善導はできない。
自分に厳しさを持たない人の優しさはなぜ甘さになるのかと言えば、無秩序なので乱れやすい、それは列を乱す行列のごとく乱れやすく精神が怠惰な方向に行きやすいのであります。
そういった場合の精神というのは寛容の心ではなく、「まぁいいか」の誤魔化しの心になりやすく、その結果、誤魔化しだからその場は良くても永い目で見た時に相手のためにならなかった、ということも起こりうるのであります。
結局は誤魔化さずに自分としっかり向き合う他人と向き合うことになるのではないかと思います。