いとー先生のブログ
「求道」
「食べられない」のと、食べられる環境にあって「食べない」のとは違います。
脳外科病棟に4ヶ月入院していた始めの1週間は集中治療室で何も食べられませんでした。
それと断食はゼンゼン違いますね。手元にお金もあるし、いたるところにレストランやコンビニもある。今すぐにでも食べることはできます。
でも決めたことはやりきる。
どんなことがあってもやりきる。
これも不動心。我慢じゃない、「求道」。
その時心の基礎体力があがる。7日目までが前半、そこからが後半になり、最後あたりが苦しく体が言うことをきかない。
そこらあたりから心が空になる。
固定観念で一杯だった僕の心が空になる。
心が澄んでくる。
一番感じるとき、人生もそうなのだろうか、長い人生、苦しいときも、悲しいときも、楽しいときも色々なことがあり、死の寸前で感じること、それが今世でつかめるものか。