いとー先生のブログ

四冊目の本の覚悟

僕は、僕自身の実力もろくに整わない間に四冊目の本の執筆にかかる事になりました。
僕の昨年一年間の講習回数は1000人規模の大きなものから数名程度の小さなものまで、
そして合宿も含めて計296回、その間2冊の本の執筆と毎月6ページにわたる月刊BOBの執筆、
実にどの仕事も気が抜けない、さらに肉体的にも忙しい一年間でした。年末にはもうヘトヘト、
精も魂も尽き果てたという放心状態ですが、その反面、
一年間やりきったという充実感に満たされています。
まぁでも、どちらかというと“やりきった”というよりも
何か必要に駆られ “やらされた(他動)”動かされたとでも言うのだろか、
何か自分とは別の力に動かされて
僕としてはその力に従ったにすぎないという感じがします。
そして振り返って見ますと多くの人達に支えられ、
いかにも恵まれている自分自身があるということなんです。
僕には二冊目の本の執筆から原稿を書き始める前にしていることがあります。
それは「覚悟」です。これだけの講演回数の合い間に本を書くということは、
その執筆期間「あきらめること」が必要になります。
「あきらめること」というのは「時間」のことです。例えばこういうことです。
大阪―東京、間の移動の新幹線の中で僕は約一時間は
本を読み二時間は寝ています。疲れている時などは爆睡状態ですね。
その睡眠時間を諦めて本を原稿を書く、
講演が終わって夜遅くにビジネスホテルに帰ってその後も本の原稿を書く、
休日子供達と出かけてすごす時間を諦める。ということなんです。
その期間が書く本によって違います。
一冊目の「全員参加!心の経営」の場合は46日間。
二冊目の「ハイパフォマーの働き方」は42日間。
三冊目の「心の経営の時代・リーダーの条件」は実に76日間かかりました。
いわゆる不眠不休の期間ですが、僕が原稿を書き終えた後は、
僕の難解な文章表現を有能な角田さんが編集してもっと解りやすくして下さいます。
その間文章チェックのキャッチボールが約1~2ヶ月程度続きます。
話を「覚悟」の話しに戻しますが、今がその期間です。
四冊目の本の構想を練りながら自分自身の気持ちを高め「覚悟」を決める期間、
覚悟ができれば、あとは全力で突っ走るだけです。
壁にぶつかろうが、転ぼうが全力で行く以外にありませんね。
だって僕なんか、ごく普通、いや、それ以下の人なんですからね。

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