いとー先生のブログ
4月9日は手術の日
15年前の今日、ボクは「脊椎腫瘍」の手術をしました。
朝8:00から13時間かかった大手術でした。
集中治療室でボクが全身麻酔から一瞬目覚めたのが26時だったように思います。
首から上は熱があるのですが下は寒くて電気毛布で温めてもらっていました。
手術中に出血を防ぐためにドライアイスで体温を下げていたからだということです。
脳外科の先生からは、半分は手術しても助からないと言われていたのですが、幸運なことに助かりました。
今日はボクが生まれ変わった日です。
15年前の今日を境に運命が変わりました。
そんな日です。
写真の桜は今ボクがいる代々木のオリンピック村です。
毎年この日になると手術前に見た桜を思い出します。
脳外科の先生からは手術しても半分は死にます。
と言われていたので「もう、この世で桜を見るのもこれが最後かもしれない・・・」と思って眺めていたものです。
毎年この日が来ると桜を眺めながら「今年も生かされた」と思うのです。