いとー先生のブログ
潜在意識のこと
僕のひいじいちゃん(曾祖父)は、山伏(ヤマブシ)らしいのです。らしいというのは、ひいじいちゃんは昭和20年日本がまだ焼け野原だった終戦の夏に亡くなっているので昭和35年生まれの僕は逢った事がないからです。ひいばあちゃんは98歳まで生きていて僕は子供の頃からずっと面倒を見てもらいながら育ったので良く覚えています。ひいじいちゃんの事は僕の母親が話してくれる話からしか分からないのですが、子供の頃からそれを聞かされていたので印象深かったのですが、ひいじいちゃんは昔ヤクザだったらしく全身に刺青があったそうです。 そのヤクザのひいじいちゃんが改心し修行をし山伏なったそうなんですね。よく修行をしている山伏が大きな焚き火に護摩を焚き一心に唱える写真がありますが、山に登ったり、滝に打たれたりする、あの修行です。ひいじいちゃんは相当修行をしたようで神通力を使えほどになっていたようなんですね。僕の母親が言うには、そのひいじいちゃんが年に何度か断食修行をする事があり、その姿は壮絶で威厳があり、ひいじいちゃんが「これから断食をする。」と言うと柱にもたれかかり、それから一週間も微動だにしないということなんですね。僕が考える潜在意識の活用とはこういイメージです。一度決意し、口にしたら不動の状態で満願を迎えるまで微動だにしない。なかなか出来ることではありませんね。 僕自身がそうですが、ほとんどの人が決意したことに途中で雑念をはさみ気持ちを右往左往し不安定な状態で修行をするので同じ内容の修行をしても、どこか浅いものになってしまう。修行だけではなく自分の決めた理想や目標に向かう時にも途中で雑念をはさみ中途半端なものにしてしまうので潜在意識を活用し切れていないのではないかと思います。 昨年7月に行った1週間断食ではそんなことを感じました。今年は夏には、さらに11日間断食をしてみようと考えています。